ラオスの瞳
 
ラオス カムワン県 ナカーム村小学校
ラオスでは小学校を卒業する子供は40%だという。理由の一つに「学校までが遠い」と言うことがあるようだ。そこで子供達が学校に通えるように財団法人・自転車駐車場整備センターが自転車を提供し、運搬費を晴海ライオンズクラブが負担し、山梨ラオス友好協会の協力もあり今年度分460台の半分の230台の自転車を贈ることになった。その贈呈式を行うのに当り全く関係のない筆者が付いていくことになった。内容に関しては各機関に問い合わせていただくとして、あまりに感動した子供達の瞳を追ってみた。
 
2006/04/15 毎日新新聞 記事
ボランティア:遠距離通学の子供たち支援、ラオスに放置自転車を贈る /山梨
 ◇山梨ラオス友好協会など協力、現地で適正分配も指導
 駅前に放置された自転車を徒歩での遠距離通学に苦労するラオスの子供たちに贈るボランティア事業に、山梨ラオス友好協会(志治承道会長)が協力し、このほどラオス南部のカムアン県で贈呈式が行われた。駅前に駐輪場などを整備する財団法人・自転車駐車場整備センター(東京都中央区)が自転車を無償で提供し、ラオス国内での運搬費などの経費を東京晴海ライオンズクラブ(同)が負担。同協会はラオスに赴き、適正に分配されるよう支援する。
 ラオスはインドシナ半島の中央に位置する内陸国で、総面積23万6000平方キロ、人口520万人。同協会によると、ラオスでは村に小学校のない子供たちは4、5時間かかる周辺の村の小学校に通学。遠距離通学に耐えられずに中途退学するケースも少なくないという。
 自転車駐車場整備センターが自治体から引き取った駅前での放置自転車を発展途上国に贈る活動を行っていることを知ったライオンズクラブが、ラオスへの贈呈を提案した。センターは自転車をラオスまで運送、技術者も派遣し、現地で組み立て方も指導する。
 一方、同協会は現地で適正に配分されるように支援。同協会は99年設立、これまでに学校図書室の建設や奨学金支援などを行ってきた。支援後も図書を紛失することなく、適正に運用しているかなどを検証。「確かな支援」を合言葉にする実績が評価され、同協会に協力依頼が来た。
 今年から毎年460台、5年間で計2300台の自転車を贈る予定。
 志治会長は「活動を通し、多くの人がラオスの現状を知り、支援の輪が広がってくれるとうれしい」と話している。【鷲頭彰子】
毎日新聞 2006年4月15日
 
※iLife’06を購入したのでiWebで作りました。
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